OpenStackのVMは、一度起動してしまえば、起動したユーザが削除されても動き続けます。
そんな取り遺されたVMのリストを表示するスクリプトを公開しておきます。
Bashスクリプト
長いのでGistにあげました。使い方
/usr/local/bin/ にでも置いて、jq コマンドを落としてきて(やり方は書いてあります)、
TENANT_NAME を編集して、
root権限で実行します。
表示内容はこんな感じです。
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======================================= Retire User's VM Report ======================================= USER_ID : VM_NAME ( VM_ID ) ----------------------------- ByeByeGedowFather : gedowfather-test-01 ( a006618d-1d5b-45d2-9c10-8414fdc1eda2 ) test_user : test01-01 ( f8a33b68-e297-4580-8fa4-9b86b1539f68 ) |
補足的な何か
ウチのように基本の使い方が開発環境であり、KeystoneのバックエンドをLDAPにしていて(OpenStack管理者の知らぬ所で)ユーザが勝手に増減する場合だと、例えば退職者のVMが放置状態になってリソースの無駄が生じることがあり、非常に勿体無いです。それで無駄を発見するためにこのスクリプトを作ったのですが、VMをチームで共有していたり、外部公開している場合があるので、VM自動削除までは行わずにリスト表示だけに留めています。
Bashで書く内容じゃない気もしますが、jq コマンドが楽しくてついやってしまいました。
次回はもう1つ jq でゴリゴリ書いたBashスクリプトがあるので公開したいと思います。