2012年7月1日に実施されたうるう秒により、CPU利用率が跳ね上がる現象が多々発生したようで。
御多分にもれず自分も被害に遭って、ただでさえ面倒な事を残しておいた週明けに拍車がかかったBlueMondayであります。
MySQLでの被害
この辺ですね。世知辛い世の中です。
XENでの被害
どちらかというとLinuxカーネルバージョンの問題だと思いますが、自分の環境では Dom0 Squeeze & DomU Squeeze の DomU において高確率で被害に遭っていました。現象としては、ただOSを立ち上げた状態のサーバなのに異常なCPU使用率をたたき出しているプロセスがちらほら。automountごときが常時10%になっていたり、その割に nagios-nrpe-server は普通だったり。でも top 打ったら150%叩きだしたり。NameNodeのJavaが600%だったり、瞬間的に6000%とか笑わせにきたり・・・Dom0やLenny系は無事なので、特定のカーネルバージョン+特定のソフトウェアで問題が出るようで。仮想環境の開発してると時間関係に悩まされる時があり、DomUでのCPU処理が極端に遅い時ってたいてい時刻の進み自体遅くなっている(=dateを打っても数十秒で1秒しか進まないような)ことがほとんどです。なので今回はCPU利用率が高くなるということで時刻も極端に速く動いているかと思いきやそうではないようで。
XENでもっと言うと、current_clocksourceがjiffiesなのかxenなのか。時刻更新をDom0任せにしているかNTPにしているかでも被害に遭うかどうかが変わりそうですね。ていうか1秒挿入されるということは時刻更新で1秒過去に戻るようなものだけど、その程度でこんなことになるものでしょうか。確かに普段の時刻更新は遅れに対して進める場合がほとんどなので、あまり無い挙動ではありますが。あとは知ったかで software interrupt 関係とか・・?
今は深く考えすぎても時間がもったいないので続報待ちで。
今年は208日問題とかもあったし、これ系は勘弁願いたいですな。