CephやRBDイメージをマウントする

OpenStackでCephを使う場合は、Glance/CinderどちらもRBDイメージとして利用します。

が、せっかくなので普通にマウントもしてみて、馴染みやすくしたい気がします。



リンク

参考ページはほぼここのみです。
  • Ceph Filesystem — Ceph Documentation


  • Ceph全体を普通にマウント

    ceph-fs-common パッケージに /sbin/mount.ceph が入っているので、それがあれば mount コマンドですんなりマウントできます。


    Fuseとしてマウント

    ceph-fuse パッケージに入っている ceph-fuse を使います。


    fstabでマウント

    /etc/fstab に以下のように記述することでマウントできます。

    …が、普通はOS起動時には、Cephが起動するより先にこのfstabマウントが走るため、
    <Control-D>とかで起動が止まってしまうと思われます。なので、自動起動したい場合は他のサーバの mon を使うか、rc.local などでceph起動後にマウントすることになります。

    /etc/fstab

    動作確認。


    RBD pool imageをマウント

    RBDイメージは別次元にあるので、上記のように普通にマウントしても中身を見ることができません。マップして /dev/ に認識させることで利用できるようになります。



    システムが勝手にRBDイメージを作って利用している状態だと、なんとなく見えないというか感覚が掴みづらいですが、マウントしてみることでわかりやすくなってCephに愛着がわくかもしれません。

    そして私は愛着が湧いてきたので、まだCephについて書いていく予定でございます。